五色百人一首とは|色分け札の目的・由来と遊び方、5色の一覧

五色百人一首(ごしきひゃくにんいっしゅ)は、小倉百人一首の100首を20首ずつ5色に分けたかるたです。1回に使う札が20枚なので、短い時間で試合ができ、覚える数も少なくて済みます。学校の授業でも使われています。このページでは、色分けの目的と由来、基本的な遊び方、競技かるたとの違いをまとめました。

5色の一覧 / 色分けの目的 / 由来 / 遊び方 / 競技かるたとの違い

5色の札と一覧

色の名前は、五色百人一首協会では「青・桃・黄・緑・橙」としています。桃札は赤札やピンク札、橙札はオレンジ札と呼ばれることもあります。各色の20首は、次のページで一覧と練習問題つきで確認できます。

色 一覧・覚え方・練習
青札 青札の20首の一覧と練習
桃札(ピンク札) 桃札(ピンク札)の20首の一覧と練習
黄札(黄色) 黄札(黄色)の20首の一覧と練習
緑札 緑札の20首の一覧と練習
橙札(オレンジ札) 橙札(オレンジ札)の20首の一覧と練習

協会の札は、取り札の裏に上の句が印刷されていて、札を見ながら上の句を確かめられるようになっています。

なぜ5色に分けたのか

五色百人一首協会の説明では、100枚で行う百人一首には「1試合に時間がかかる」「100枚を覚えるのが大変」「苦手な子が楽しめない」といった難しさがありました。20枚ずつに分けることで、1試合を短い時間で終えられ、覚える枚数も少なくなります。協会は、学級づくりにも役立つ教材として紹介しています。

五色百人一首の由来

協会によると、1989年に教師の向山洋一氏が、小島光雄氏から「100枚を20枚ずつ5組に分ける方法」を知り、翌1990年に5色に色分けして商品化しました(発売元は教育技術研究所)。現在は、一般社団法人五色百人一首協会が普及活動や大会の運営を行っています。

基本的な遊び方

五色百人一首協会の競技ルール(2025年1月27日改訂)の要点です。学校やクラスで独自のルールを決めている場合は、そちらに従ってください。

  • 1対1で対戦する
  • 1色20枚の取り札を、2人に10枚ずつ配る
  • 自分の前に、横5枚×縦2段で並べる
  • 札を覚える時間は1分程度
  • 読み手は上の句と下の句を1回ずつ読む(1首7秒程度)
  • 17枚読んだ時点で、取った札が多い人の勝ち
  • 1試合はおよそ3分

散らし取り・源平合戦・坊主めくりなど、100枚の札で遊ぶ百人一首の遊び方は、百人一首の遊び方・やり方で紹介しています。

協会は「五色百人一首全国大会」も開いています。第1回は2025年2月16日に滋賀県立武道館で、第2回は2026年2月15日に神奈川県横浜市の總持寺で開催されました(協会の大会スケジュールによる)。

競技かるたとの違い

全日本かるた協会が行う競技かるたとは、使う札の数や勝ち負けの決め方が違います。

項目 五色百人一首 競技かるた
使う札 1色の20枚 100枚から25枚ずつ取った計50枚
並べ方 自分の前に横5枚×縦2段 3段に並べる
覚える時間 1分程度 15分
勝ち負け 17枚読んだ時点で、取った札が多い人の勝ち 自分の陣地の札が先になくなった人の勝ち
主な団体 一般社団法人五色百人一首協会 一般社団法人全日本かるた協会

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参考にした資料

確認日:2026年9月30日