百人一首の遊び方・やり方

みなさんは百人一首の遊び方はご存知でしょうか?

「いろはかるたが100個になった感じ?」

と思った方は惜しいです。

実は百人一首の遊び方は1つではなく、全部で5種類あると言われています。

通常のかるた遊びと同じ遊び方は「散らし取り(お散らし)」と呼ばれる遊び方です。

それでは、散らし取りも含めた5種類の百人一首の遊び方について、紹介していきますね。

百人一首の遊び方は5種類

百人一首の遊び方は、大きく以下の5種類あります。

  • 散らし取り
  • 源平合戦
  • リレーかるた
  • 競技かるた
  • 坊主めくり

それでは、1種類ずつ紹介していきます。

散らし取りの遊び方

参加人数

  • 読み手:1人
  • 取り手:2人〜複数人

並べ方

  1. 読み札(絵札)と取り札に分ける
  2. 取り札をバラバラに広げる
  3. すべての読み札を読み手が持つ

遊び方

  1. 取り札を囲うように座る
  2. 読み手が読み札を上の句→下の句の順で1枚ずつ読み上げる(下の句を読んだらもう一度下の句を読む)
  3. 取り手が早いもの勝ちで取り札を取る(読み終わる前に取ってOK)

勝敗

1番多く取り札を取った人の勝ち

※お手つきになったら1回休みなどルールを決めておくこと
※上の句と下の句、決まり字などを暗記している人が有利!

源平合戦の遊び方

参加人数

  • 読み手:1人
  • 源氏:1人〜複数人
  • 平氏:1人〜複数人

並べ方

  1. 読み札(絵札)と取り札に分ける
  2. 取り札を源氏と平氏で50枚ずつに分ける
  3. 源平それぞれ自陣へ3段にして並べる

遊び方

  1. 源氏・平氏に分かれて向かい合って座る
  2. 読み手が読み札を上の句→下の句の順で1枚ずつ読み上げる(下の句を読んだらもう一度下の句を読む)
  3. 自陣・敵陣関係なく、取り札を取る(読み終わる前に取ってOK)
  4. 敵陣の札を取った場合は、自陣の札を1枚送る
  5. お手つきをした場合は、敵陣から1枚札をもらう

勝敗

自陣の札を早く無くした方の勝ち

リレーかるたの遊び方

参加人数

  • 読み手:1人
  • 源氏:1人〜複数人
  • 平氏:1人〜複数人

※取り手はチームごとに1名ずつ(1対1)
※読み上げごとに交代していく

並べ方

源平合戦と同じ

遊び方

源平合戦と同じ

勝敗

源平合戦と同じ(自陣の札を早く無くした方の勝ち)

競技かるたの遊び方

参加人数

  • 読み手:1人
  • 取り手:2人(1対1)

並べ方

  1. 取り札を50枚だけ選ぶ
  2. 選んだ50枚を25枚ずつ源平合戦のように並べる

遊び方

  1. 選ばれた50枚の取り札を暗記する
  2. 向かい合って座る
  3. 読み手が読み札を上の句→下の句の順で1枚ずつ読み上げる
  4. 自陣・敵陣関係なく、取り札を取る(読み終わる前に取ってOK)
  5. 敵陣の札を取った場合は、自陣の札を1枚送る
  6. お手つきをした場合は、敵陣から1枚札をもらう

勝敗

源平合戦と同じ(自陣の札を早く無くした方の勝ち)

坊主めくりの遊び方

参加人数

  • 読み手:なし
  • 取り手:2人〜複数人

並べ方

  1. 絵札だけを取り出す
  2. 絵札を取り札として裏返しにして並べる

遊び方

  1. 取り札を囲んで座る
  2. 1人ずつ取り札を1枚選んで表にする
  3. 出た絵札に応じて効果を受ける
絵札 効果
男性札 そのまま手に入れる
坊主札 持っている手札をすべて返す
女性札 坊主札で返された札をすべて手に入れる
返された札がなかった場合は、山札からもう一度札を引く
天皇札 参加者全員の札と坊主札で返された札すべてを手に入れられる

勝敗

最後に1番持ち札が多い人の勝ち