歌番号 | 和歌 | 作者 |
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9 | 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに | 小野小町 |
15 | 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ | 光孝天皇 |
33 | ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ | 紀友則 |
61 | いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな | 伊勢大輔 |
66 | もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし | 前大僧正行尊 |
67 | 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ | 周防内侍 |
73 | 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ | 大江匡房 |
96 | 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり | 入道前太政大臣 |