【百人一首】緑札の一覧と覚え方

歌番号 和歌 覚え方
8 わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり うちはわがいほり(家は我が庵)
9 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 花野真奈美(はなのまなみ)-人名(小倉美由紀・美鹿野泉で三大かるた美女)
11 わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣舟 わたのはら やとつの(矢と角)(「わたのはら 子と妻」もある)
15 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ 黄身固めは塩をふりつつ(「ふりつつ」は「田子の浦」もあるので注意)
17 ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 血は紅(くれない)(血は赤い-当たり前のこと)
20 わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 身を尽くしてわびる(一生懸命あやまろう)
23 月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど のあを隠すと月が出た(字札の「のあ」の上下は「つき」)
26 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 小倉美由紀(おぐらみゆき)-人名(花野真奈美・美鹿野泉で三大かるた美人)
29 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花 心青き窓(こころあおきまど)
36 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ 夏の雲(「春の貝」「秋の露」もある)
38 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな わすら餅(もち)(友札は「忘れ鳥」)
41 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか 人知れず恋する
42 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは 末のちぎり、きなこ餅(最後にきなこ餅は約束でしょう)
54 忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな 忘れ鳥(字札で「とり」が並ぶ)(友札は「わすら餅」)
59 やすらはで 寝なましものを さ夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな 安かった服
68 心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな 心に小石
71 夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く ゆうの足(雄一も悠太郎も足が速いねぇ)
80 長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は 物をこそ思へ 長髪 乱れて
92 わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし 我がそで 乾く
93 世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも 世の中は かなしい