歌番号 | 和歌 | 覚え方 |
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1 | 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ | 秋(あき)の露(つゆ) |
4 | 田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ | たこ船(タコを捕まえる船?) |
13 | 筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる | ふちにつく |
16 | たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む | 今の松は立っている(「昔の松は垂れている」もあるよ) |
22 | 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ | 嵐がふく |
28 | 山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば | 山(絵札の真ん中)の上に「さ」がるから、やまざ |
34 | 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに | 昔の松は垂れている(「今の松は立っている」もあるよ) |
35 | 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける | 人は昔カニだった |
40 | しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで | もの→しの(「も」と「し」は似ている) |
48 | 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな | 風をくだけ |
51 | かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを | かく刺し(意味なし:レバ刺しの仲間?) |
58 | 有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする | 痛っ!あらま~(ありま~) |
65 | 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ | 裏口(うらくち) |
66 | もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし | 花(はな)より もろこし |
72 | 音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ | 音(おと)をかける |
73 | 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ | 富山の薬は高い |
83 | 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる | 世の中よ、くそ(山の奥でも 世の中よ) |
84 | 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき | ながら牛(「なげきイカ」「なげけ過去」もあるよ) |
86 | 嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな | なげけ かこ(過去) |
97 | 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ | 約束したのに 来ぬ(こぬ) |