【百人一首】有名・人気な歌15句の意味・現代語訳を一覧で解説!

和歌 作者
1 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ
天智天皇
2 春すぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山
持統天皇
3 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む
柿本人麻呂
4 田子の浦に うち出でてみれば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ
山部赤人
5 奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋は悲しき
猿丸大夫
9 花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
小野小町
17 ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川
からくれなゐに 水くくるとは
在原業平
24 このたびは ぬさもとりあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに
菅原道真
30 有明の つれなく見えし 別れより
あかつきばかり 憂きものはなし
壬生忠岑
35 人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほひける
紀貫之
56 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな
和泉式部
57 めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな
紫式部
62 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも
よに逢坂の 関はゆるさじ
清少納言
86 嘆けとて 月やは物を 思はする
かこち顔なる わが涙かな
西行法師
97 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
焼くや藻塩の 身もこがれつつ
藤原定家