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猿丸大夫はどんな人?
猿丸大夫(さるまるのたいふ / さるまるだゆう)は、三十六歌仙の一人。生没年不明。「猿丸」は名、大夫とは五位以上の官位を得ている者の称。
元明天皇の時代、または元慶年間頃の人物ともいわれるが、伝承は全く不明である[1]。しかし『古今和歌集』の真名序(漢文の序)では六歌仙のひとりである大友黒主について、「大友の黒主が歌は、古の猿丸大夫の次(つぎて)なり」と述べており、少なくとも『古今和歌集』が撰ばれた頃には、それ以前の時代の人物として知られていたものと見られる。
引用:猿丸大夫|Wikipedia
【百人一首】第5首の歌
和歌 | 奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき |
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ひらがな | おくやまに もみぢふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき |
歌番号 | 5 |
歌集 | 古今集 |
作者・歌人 | 猿丸大夫 |
色札 | 青札 |
意味・現代訳の解説
奥深い山の中で、(一面に散りしいた)紅葉をふみわけて鳴いている鹿の声を聞くときは、この秋の寂しさが、いっそう悲しく感じられることだ。
決まり字・覚え方
決まり字
上の句 | 下の句 |
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おくやまに もみじふみわけ なくしかの | こゑきくときそ あきはかなしき |
覚え方
奥から声がする